歯科口腔外科

◇このページの主な内容

当科の特徴

1. 口腔外科指導医/専門医の資格を有する常勤医が在籍し、日本口腔外科学会の准研修施設として認定されています。口腔や顎顔面に生じるあらゆる疾患に対応します。詳細は以下の通りです。
   1. 頬、顎（あご）が腫れたなどの炎症性疾患（親知らずが痛い、腫れた…）
   2. 唇を切った、顎の骨折などの顎および顔面の外傷性疾患
   3. 口の中のできものなどの腫瘍性疾患
   4. 口の中がしみる、痛いなどの粘膜疾患（口内炎…）
   5. 口が開かない、口を開けると顎が痛い、口を開けた時に顎から音がする、などの顎関節疾患
   6. 口腔粘膜や顎骨の中にできる嚢胞性疾患
   7. 口唇口蓋裂などの先天性疾患（新潟大学顎顔面口腔外科と共同で治療を行っています）
   8. 三叉神経痛、顔面痛などの神経疾患

   ＊智歯（親知らず）の抜歯について
   市中の開業歯科医院では対応が難しい深い位置の智歯抜歯に加え、複数の親知らずを抜歯しなければいけないが一度で済ませたい、術後の腫れや痛みを一度で済ませたい、できるだけ怖い思いをしたくない、などの希望がある方には、リラックスした状態（静脈内鎮静法）、あるいは全身麻酔で眠った状態での抜歯を行っています。1～3泊程度の入院を要しますが、手術直後から専用のサポーターと保冷材で患部を圧迫することにより、腫れ、痛みの軽減を図ることができます。総じて安心安全適切な周術期管理が可能です。原則、全て保険適応で、希望に応じて個室入院も出来ます。

2. 歯を失った部分の補綴（ほてつ）治療として、歯科インプラント治療に力を入れています。骨の移植を伴うような治療やインプラントを埋め込んだその日のうちに仮歯が入るなど、比較的高度な治療にも取り組んでいます。日本顎顔面インプラント学会認定専門医が在籍しており、安心して手術が受けられます。詳しくは下記の「歯科インプラントについて」をクリックして下さい。
3. 種々の全身疾患を有する患者さんの一般歯科治療や口腔外科処置について、かかりつけ歯科の先生方との病診連携を積極的に行っています。具体的には、狭心症、高血圧症などの循環器疾患、脳梗塞、糖尿病などの基礎疾患を有する患者さんや、軽度認知症の方、血液をサラサラにするお薬や骨粗鬆症のお薬など歯科治療に影響を及ぼすお薬を内服している患者さんに対し、全身状態を考慮して、偶発症が生じないよう十分注意して治療を進めています。日本有病者歯科医療学会認定の指導医が在籍し、当該学会の研修施設の認定も受けています。

医師紹介

診療実績

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論文・発表

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歯科インプラント治療について

歯科医師臨床研修について

新潟大学医歯学総合病院における歯科医師臨床研修プログラムのもと、協力型（I）臨床研修施設として広く募集しています。詳細はこちらをご覧ください。

その他

当科初診を希望される際は、病院代表（025-285-8811）に電話連絡して頂き、初診予約をお取りください。可能な限り開業歯科医院からの紹介状を持参してください。

なお、当科に患者紹介を希望される開業歯科医院におかれましては、当院の地域医療連携室を介しての紹介（http://www.nice-hp.or.jp/section/1-13/）も可能です。ご検討ください。

安心、安全、適切な治療はもとより、分かりやすい説明、丁寧な口腔衛生指導を心がけております。

【歯科診療に係る医療安全管理対策】
歯科診療に係る医療安全管理対策を実施しています。緊急時には、院内医師による対応を行います。